豊胸手術と乳癌

女性の癌発症率が高いものが、乳癌といわれています。
お産の経験がない女性や、母親や姉妹などに乳癌の経験がある方がいたりすると発癌するといわれています。
ただ、現代医学をもってしても、明確な乳ガンの発ガン原因が解明されたわけではなく、これといったリスクがないのに発癌してしまうのが、乳癌の特徴です。

乳癌は年々増加傾向にあり、普段からがん検診を受けておくなどの注意が必要です。
ただ、いくら気をつけていても乳癌になってしまうことがあります。



そして外科療法でバストを温存するか切除するかのどらかが選択されることになります。
切除を選択するということは、乳房がなくなるということで、計り知れないほどのショックがあるといいます。

ただ、諦めるのは早いです。
何故かというと、摘出してしまった乳房を再建できる方法があるからです。

美容整形外科での豊胸手術をご存知の方も多いかと思いますが、この方法がとても有効な方法で「乳房再建術」とよばれています。
乳房を再建するには、豊胸手術のプロテーゼ法や、脂肪注入法がとても役立つのです。

ただ、条件があり、早期乳ガンで手術後長期間経過し再発がないことがあげられてきました。
現在の医学の発展により、局所再発の発見の妨げにはならない、再発率、生存率は変わらないと解明され、どんな方でも乳房再建をすることが可能となりました。





医学の進歩により、誰でも失われた乳房を再び取り戻せる事は、女性にとってとてもありがたいことですよね。
ただ、ひとつ心得てほしいのが、豊胸手術をしている場合、高性能バッグは軽いレントゲン撮影でははっきりと映らないため、適切な検査結果がでないことがあります。

予め診察前に医師に豊胸手術をしていることを伝えておくと安全に検診することができます。
乳癌になってしまったとしても、乳房を失ってしまったとしても、これからの人生を明るく生きていくために、この乳房再建術は非常に役立っています。
これから先も明るい人生を送るためにも医師とじっくり相談してみてください。