プロテーゼ法による豊胸手術

シリコン製のプロテーゼを使用した豊胸手術があります。
光を当てると透けて見える特徴がありましたが、最近のプロテーゼはそのようなこともなくなりました。
豊胸手術といっても種類がいろいろありますが、プロテーゼ法による豊胸手術がやはり一般的なようです。





胸の中にブラジャーパッドのような感覚だと思っていただくとよいでしょう。
大きくしたい胸の大きさに限度がある脂肪注入法に比べて、大きさをかなり大きく出来るのが特徴です。



ただ、どうしても皮膚を切開する手術になるので、抵抗ある人もいるようです。
切開される場所は、バックを挿入する場所によっても違ってきます。
脇に下であったら、乳房の回りなど場所は様々です。

胸をとても大きく出来るため大きさに魅力を感じている方には最適でしょう。
ただし注意しなければいけないこともあります。
バックには寿命があるということ。





種類にもよると思いますが、約10年で交換しなければいけません。
当然バックがなくなれば、小さな胸に戻ってしまうわけですから、再度新しいバックを挿入される方がほとんどですが、必ず入れ替えが必要になってくるということを忘れないようにしてください。

そのほかのデメリットとしては、脂肪注入と比べてバックを入れた胸は硬くなり、自然な柔らかさではないようです。
硬くなる理由は体内組織が、バッグの周りを締め付けることで胸が硬くなってしまうという現象が起こるからです。

手術後マッサージなどを必要とするようです。
極端な大きい胸よりも、自然な感じの胸の方がよいという方は、脂肪注入法の方がよいと思います。
ただし、豊胸手術による危険度は、プロテーゼ法より、脂肪注入方のほうが高いと考えてよいのではないでしょうか?

病院によっては脂肪注入法はやっていない病院もあります。
何故かというと、注入した脂肪が硬くシコリになったり壊死したり、感染症を起こす危険が高いからです。

相当の腕のある技師でないと、脂肪注入による豊胸手術は難しいのです。
豊胸手術を検討される場合は、どちらの方法が自分にあっているのか、またどのような病院を選ぶべきなのかよく検討することが必要なのですね。